こんにちは。大阪府箕面市にて、女性の体と心を整えるお手伝いをしています。整体✕整心お家サロン「pono-me」のセラピストもよです。
今、体の不調でしんどい方へ。
今日は「体を整える根本的な考え方」について書いてみたいと思います。
私が学んでいる整体では、この考え方を軸に施術を行います。また私自身もこの考え方を学んでから、自分自身の体を整えやすくなりました。
というのも、ネットや本やSNSによって無限に情報を得られる今、「○○が健康にいい!」「○○は健康に悪い!」という情報が、日々目に飛び込んできます。
もちろん、どの情報も「その通り」なのかもしれませんが、いろんな情報を頭に入れすぎて、けっきょく何もできていない・・・けっきょく何も続かない・・・という方も多いのかもしれません。
カフェイン断ち・砂糖断ち・小麦抜き・牛乳飲まない・・・いろいろやってみたけど、どれも続かないのよね。だっておいしいんだもん。好きなんだもん。
運動しなきゃと思って、いろいろ試してみたけど、全部3日坊主・・・だって正直、家でのんびりするのが好きなんだもん。
いろんな情報がありすぎて「健康を維持するためには、いろいろガマンしないといけないんだなぁ。健康を保つのってむずかしいなぁ。」なんて感じてしまうかもしれないけど、本当は「健康を保つ方法」ってシンプルなんだよ。
今日お伝えする「体を整える根本的な考え方」を頭においておけば、膨大な情報にふりまわされることなく、自分に必要な情報を取捨選択して、健康を保つことをシンプルに考えられるようになります。
そして、もし体に不調があらわれたときにも、落ち着いて自分の体をいたわってバランスをとれるようになります。
今、体に不調のある方が、今自分自身の体に何が起こっているのかがわかり、どうしていけば元気に戻れるかのヒントになればうれしく思います。
体に不調があるときに自分に問う、3つの質問
体に不調があるとき、まずは3つの質問を自分に問いかけてみます。
①自分の体が耐えられる負荷はどれくらい?
自分の体を「バケツ」だとイメージしてみます。
蛇口からは水が出ていて、そのバケツに水がどんどんたまっていきます。
その水は「体への負荷」です。
あなたの体は、どのくらいの水をためられるでしょうか?(人によってバケツの大きさはちがいます。)
②自分の体にかけている負荷はどれくらい?
私たちは生きているだけで、毎日多かれ少なかれ体に負荷がかかっています。
つまり、蛇口からは、多かれ少なかれ毎日水が出ています。
そしてバケツに、水はたまっていきます。
「体の負荷」の一例
・重力
・食べすぎ or 食べなさすぎ
(栄養不足・栄養多過)
・運動不足 or 動きすぎ
(血液の循環不足・筋肉使いすぎ)
・ストレス
●環境によるもの
(生活スタイル・人間関係・仕事・家庭・ブレッシャー・責任・・・)
●自然環境によるもの
(音・光・温度・湿度・天気・紫外線・・・)
●その他
(たばこ・アルコール・カフェイン・食品添加物・排気ガス・薬・・・)
その時々の生活環境によって、また季節によっても、蛇口からどのくらいの量の水が出ているかは変化しています。
今、毎日どのくらいの水の量が出ていて、どのくらいの水の量がバケツにたまっているでしょうか?
③十分な睡眠時間をとれている?
寝ているときは、蛇口からの水が止まります。
そしてバケツの底にも、実は蛇口があります。
寝始めると、その蛇口がゆるみ、バケツにたまった水がどんどん減っていきます。
朝起きたとき、バケツの中の水は空っぽになっているでしょうか?
それともまだ残っているでしょうか?
体に不調が出ているとき、何が起こっている?
3つの質問を自分自身に問いかけてみて、どうだったでしょうか?
朝起きたときに、まだ水が残っている場合。
そしてそれが、何日も何日も続いた場合。
バケツから水があふれる日がやってきます。
その状態が「体に不調が出ている状態」です。
元気を保つためにすることはシンプル。
以上をふまえると、体を元気に保つためにすることは、案外シンプルです。
①十分な睡眠時間をとる。
毎日だれしもがバケツに水がたまります。
バケツの中の水を排出する=「睡眠」が、
元気を保つために、なにより大事なことです。
②体への負荷をほどほどにする工夫。
いくら十分に睡眠がとれていても、1日にたまる水の量があまりにも多ければ、排出しきれず、水はすぐにあふれてしまいます。
蛇口からの水が、
今日はどのくらい出ていたのか。
今、自分にかかっている負荷は
どれくらいなのか。
その時々で、「負荷の全体量」がほどほどになるように工夫することが必要です。
元気を保つコツは、「睡眠」&「負荷の全体量をほどほどに」
大事なのは、「水は排出すること&水の量をほどほどにすること」です。
そもそも「重力」でさえ「体の負荷」であって、水の量を「ゼロ」にすることはできません。生きているだけで必ず体への負荷はかかっています。
大切なのは、なにか特定の食べ物や行動などを「ゼロ」にすることではなく、「ほどほど」にして、「体の負荷の全体量」を「睡眠で排出できる水の量」程度にする工夫をすることなんです。
もちろん、自分の体にとって何が負担になるのか、ある程度の知識は必要ですが、そもそもなんでも「ほどほど」にしておけば、そこまで気にしなくてもいいのかもしれません。
大好きなコーヒーやパンや甘いものも、自分の体調と相談しながら、ほどほどに飲んだり食べたりすれば大丈夫ってことだよね。なんか肩の力が抜けた〜。
何が自分にとって「負荷になっているのか」を知った上で、なにごとも「ほどほどに」っていうことだよね。
うん。もちろん健康であることは人生を楽しむために必須だけど、健康になるために生きてるわけではないもんね。地球にはいろんな味があって、いろんな香りがあって、いろんなおもしろいものがあって、いろんな経験ができて・・・それらをほどほどに楽しむための機能は、人間の体にもともと備わっているから大丈夫。「ほどほどに」じゃなくなったときに、「ほどほどにね〜!」のサインとして、体の不調があらわれるんだね。
体の不調が出ているときは、「体の負荷の全体量」と「睡眠で排出できる水の量」のバランスを見直すチャンスでもあります。
このブログは「体・心・暮らしを整えるアイデア帳」がテーマの1つです。
自分自身では気づけなかった「体への負荷」に気づけたり、元気な暮らしを保つためのアイデアを発信していますので、ぜひバランスを見直すヒントにしてもらえたらうれしく思います。
また「自分ではよくわからないよ〜」という方は、ぜひ整体を頼ってくださいね♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました(^^)